GREENAGROTECH

製品紹介

無動力送風機

用途

・上層部の熱気を排出させて室内の空気を分布させる。
・誤作動を最小限に抑え、作物が均等に成長できるように
・収穫量を増大させる。
・高温被害をなくし、電気不要で便利に
換気ができる。

設備概要

換気扇上部ベンチレーターは風力とハウスの対流現象で ハウス内部の暑い空気を外に排出させる
下部本体内部の開閉管が形状記憶ばねと連結されており 温度変化に応じて自動的に開閉を繰り返し作動
本体端部に温度調節ボックスが付いており 0度から40度まで温度調節可能
対流現象で空気が吐出されるため作物に負担がなく 均等な成長が可能

目的

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既存設備との比較

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区分 既存設備 無動力自動温度調節送風機
製品の比較 電気による作動
(電気代の負担 大)
電気とは関係なく作動する
無動力機械式
(電気代なし)
製品の相違点 強制換気装置で設置数量が少ない(40坪基準)
台風の時は作動不可
電気代の負担が大きい
製品価格 10万ウォン~30万ウォン(約1~3万円)
寿命2~3年
無動力で設置数量が多い(10坪基準)
無動力で停電被害なし
無動力なので電気代の負担なし
設置費 安い(4~8万ウォン(約4千~8千円))
半永久的な寿命
その他 電気施設等
農家自体設置不可
電気をまったく使用しない
農家で簡単に設置可能

無動力送風機扇の設置方法

1. アジャスターの白い目盛りを写真のように合わせる。
2. アジャスター本体をピスで固定する
3. 設置するハウスに直径15cm程度の穴をあける
4. 開けた穴に送風機をはめる
5. 補助パイプを用いて固定する

無動力送風機設置事例

設置事例1
設置事例2
設置事例3
設置事例4

無動力送風機の特性

冬場の暖房費削減

既存の暖房温度は作物によって13~20℃で管理しているが、本製品設置後は2~5℃低く管理しても細菌性病を予防できる。
無動力送風機の設定温度を20~22℃に調節しておけば、午前12時まで換気窓を開けなくても適正温度の25~29℃を維持できる。

台風時のビニール破損防止効果

台風発生時、無動力送風機の上部ファンが毎分回転速度が300~800まで高くなり、強風にビニールが密着し、ビニール破損を防止する。

作物促進栽培効果

昼間に高温管理と十分な換気で多湿を防止し、風の流速で作物が病気になって弱ったりせず丈夫に成長し、収穫期を繰り上げることができる。

細菌性病防止効果

ハウス内の換気を円滑にするため、換気と温度管理不振から発生する細菌性病が防止される。

高温防止効果

ハウス内の暑い空気を持続的に排出して高温被害を防止する。

無窓自動化システム

天井の換気開閉窓を利用せずに無動力送風機と無動力自動入窓を活用することで無人営農時代を可能にする。

台風によるビニールハウスの破損予防

無動力自動温度調節送風機は、ファンの1分当たりの回転速度(RPM)が1300まで高くなることで、無動力送風機1台が電動モーターの ½馬力の威力を出すことができる。
このような原理で風によって無動力送風機の開閉口が自動的に開かれ、ハウス内部の空気を速い速度で外部に排出させることになる。
したがって、抵抗性が低くなったビニールハウスが浮き上がることを防止することで、強風に破れることを防止することになる。

ハウスビニールが破れて
農作物に被害を与える台風被害

(写真出典:大田地方気象庁)

2012 台風ボラヴェンによる被害の比較

冷暖房費節減効果と収穫期延長効果

冬のハウス暖房

無動力送風機を設置する場合、4~5℃程度下げて管理しても低温多湿時に多く発生する細菌性病害がほとんど発生しないため 冬場の暖房費を30~50%程度削減できます。

夏のハウスの温度維持

気温が高くなる夏場にはビニールハウスだけでは独自の温度維持が不可能なため、各種冷温装置を稼動するなど 経済的な追加負担が予想されます。 無動力換気扇を設置すると、植物が感じる体感温度が6~7℃程度低くなるため 10~30日程度の収穫期間の延長が予想されます。

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送風機導入の期待効果

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送風機導入による独特の効果

・冬に換気扇を設置したハウス内では適正温度の気流によって霜が降らない。
・自動開閉による急激な温度変化ではないので、作物に負担をかけずに換気ができる。