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製品紹介

セイヨウオオマルハナバチ

用途

自然に受粉が困難な作物に蜂を利用して受精を 助けてくれる受粉用のセイヨウオオマルハナバチです。

製品内容

1. 蜂箱(1封軍) - 女王蜂1匹、働き蜂60~80匹、
卵と幼虫多数含む
2. 花粉 1袋

適正受精面積

・林檎 – 約3000坪/最低6箱
・苺 – 約300~500坪/1箱
・ブルーベリー – 約500坪/ 1箱
・一般(完熟)トマト - 約300~500坪/1箱
・ミニトマト - 約200~300坪/1箱  その他作物はお問い合わせ下さい

セイヨウオオマルハナバチはどんなハチか?

自然生態系に存在する数多くのハチの中で植木鉢の受粉に最も適したヨーロッパ産マルハナバチの系統で 慶北大学校農業科学技術研究所の技術支援を受け、醴泉郡産業昆虫研究所の生産協力 体制で作られた韓国初の純韓国技術で成功させた作品で、別名ホバクボル(セイヨウオオマルハナバチ)の商業的な名称である。 (商標出願2004-1842)

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製品内容

・蜂箱(1袋) - 女王蜂1匹、働き蜂60~80匹、卵と幼虫多数含む
・花粉 1袋
(※同梱の花粉は必ず冷凍保存してください。)

製品規格

特性および長所

セイヨウオオマルハナバチ(受粉蜂)の特性

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特性 内容
強い帰巣本能 ミツバチのように女王蜂主導の蜂群単位、階級社会生活
特異な訪花行動 胸の筋肉の振動による振動差の行動により受粉
舌が長く発達 ミツバチが忌避する柄の長い花に訪花活動が可能
弱環境適応性 低温(5~6℃)、曇りや弱い雪、雨でも訪花活動

セイヨウオオマルハナバチ(受粉蜂)の長所

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長所 内容
労働力削減 薬剤の受精作業の代替(1袋当たり200~300坪の水分活動が可能)
結実率確保 奇形果減少及び生産性の増大
品質競争力 果実の重さ、大きさ、種子数、糖度、酸度、増加
受粉識別性 ミツバチが忌避する柄の長い花に受粉良好、花に歯の跡が残る
悪環境適応性 作物と有用昆虫の共存、猛毒性の農薬回避
エコ農業 高品質・低公害果菜類の生産寄与及び地域商品ブランド化

対象作物

セイヨウオオマルハナバチ(受精蜂)の受精対象作物

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区分 対象作物 場所
施設果菜 トマト、苺、茄子、唐辛子、ピーマン、マクワウリ、メロン、スイカ、カボチャ、キウイなど 温室、ビニールハウス
露地果樹 林檎、梨、桃、すもも、甘柿、マンゴー、アーモンド、チェリーなど 果樹園及び施設
種子採種 唐辛子の種、白菜の種、大根の種、アカダイコンの種、玉ねぎの種など 露地及び施設

受精期間は約45~60日です。 (温度湿度作物の状態によって修正期間は大きく異なることがあります。)

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使用方法

放射前

放射前に包装状態を確認し、殺虫剤及び殺菌剤を散布(当社問い合わせ)し、害虫の密度と病発生を抑制しなければならず、 また、放射前に施設内部が湿っている場合、適切な換気をしてマルハナバチ(受精蜂)の訪花活動を可能にしなければならない。

放射順序

1. 蜂箱a受領前に次の資材を準備してください。
・プラスチックコンテナボックス (蜂 1筒あたり 2個)
・発泡スチロール2個(コンテナボックスより大きいもの1個、ボックスサイズ1個)
・冬季には保温資材(不織布など)
2. 蜂箱を置く位置(水平維持)
· 朝、光が当たる方が蜂箱の出入り口が来るように設置しますが、直射日光は避けてください。

3. 蜂箱の設置
· 夏期:断熱処理のため地面の下に地面を掘って、伐採の出入口が地面とほぼ同じ高さに設置したり 地面の上に設置する場合は、図1.のように用意した資材を利用して設置してください。
· 冬季:図2.のように保温資材で蜂箱を保温処理して設置します。(※上記の蜂箱の設置方法以外の方法で設置する場合、 振動や雨水、直射日光を考慮していただき、包装にアリが多い場合は、蜂箱の周りに紐帯を設置してください。)

図1(夏季設置)
図2(冬季設置)

4. 放射
· 移動によるストレスがあるので設置後、少なくとも2~3時間は安定させた後、天井と側窓、ドアをすべて閉じた状態で 蜂箱の出入口を開けて放射させてください。(網戸がある場合は関係ない)
(最初の飛行をする蜂が脱出しないように注意してください - 蜂が試験飛行をしながらハウス内の餌条件と環境条件を 見ている間に外に出る蜂ができた場合、活動力が落ち、逃避率が高くなります。)

取扱い上の注意事項

· 蜂を購入する前に、必ず農薬散布による残留期間を確認してください!
(一部農薬の場合、残留期間が長かったりマルハナバチ(受精蜂)に毒性を示すため、蜂箱を投入できないこともあるため 本社までお問い合わせください。)

· 農薬散布の際は、前日の夜に出入口を塞いで蜂箱を外に出した後、翌日散布してください。
(大多数の殺菌剤は1~2日、殺虫剤は3~7日程度の残留期間を有しますが、農薬により残留期間の差があるため、 本社までお問い合わせください。)

· 蜂箱を設置する前に、側窓と出入り口に網戸を設置してください。
(蜂の逃避率を減少させることができ、周囲環境での農薬被害を防ぐことができます。)

· 同封の花粉は必ず冷凍庫で保管していただき、訪花活動が円滑であることを確認してから餌を与えてください。
餌は2~3日ごとにティースプーンで半スプーンから1杯分を夕方に入れてください。
訪花活動が微弱な時は餌の給与を中断し、訪花活動が円滑になったら再び給与をしてください。

· 放射中に蜂箱の近くにいたり、蜂箱に触れると蜂に刺されることがありますので、なるべく昼間は蜂箱に触れないでください。
刺された場合はアンモニア水を塗るか抗ヒスタミン剤を飲んで、ひどい場合は医師の処方に従ってください。

製品設置モデル図

- 300坪基準のハウス模型
- 出入口を日が昇る方向(東南側)に設置
- 果樹園3,000坪基準
-受粉樹の周囲5m半径内に設置
- 蜂、蝶々など受粉昆虫がいるという仮定の下、最低6箱

よくある質問

この蜂はマルハナバチですか?

この蜂はセイヨウオオマルハナバチです。
マルハナバチはセイヨウオオマルハナバチの中に属する蜂で、この蜂はヨーロッパ産のマルハナバチのことです。

箱の中に働き蜂はどのくらいいますか?

マルハナバチ1箱には平均70~80匹の働き蜂がおり、卵や幼虫も多数います。
管理が上手な場合、働き蜂は350匹まで増加する可能性があります。

箱を使い続けることはできますか?

このハチは養蜂ミツバチとは異なり、単年生ハチであるとされています。
女王蜂の生存日は約3ヶ月程度ですが、飼育室での飼育期間を考慮すると 農家で使用される期間は平均45日~最長60日です。

幼虫を噛むんですが大丈夫ですか?

はい。大丈夫です。もちろん毛虫をあまりに噛むのはよくありません。 しかし餌がない場合、蜂は幼虫を先に噛みます。

幼虫を殺す原因と解決策は次のとおりです。

1. 餌不足
=> 二日に一度 ティースプーンで一杯ずつ花粉を蜂箱に供給する
2. 施設内換気不良による過湿
=> ハウス内の換気をしてくれる
3. 施設内の平均温度が12℃以下に下がった場合
=> 保温資材で蜂箱を包み込み、施設内の温度を高める。

アリや一般昆虫が蜂箱に入りますが、大丈夫ですか?

アリや一般昆虫が入るのはよくありません。 特にアリと天敵として使用するアブラムシ類の場合 マルハナバチの寿命を縮めることがありますので、蜂箱の周りに虫取り紙を付けて駆除することをお勧めします。

箱の中に蜂は多いのですが、外にあまり出ないようなのですが?

蜂が箱の中から出てこない場合は、施設内の環境が不良な場合が多いです。
不良な環境とは、高温、過湿だけでなく花粉がしっかり飛ばないことも含まれます。

放射後1ヶ月くらいになりますが、蜂の一部がハウスの天井と骨組みの間、あるいは作物の葉の上に座っているだけですが、大丈夫ですか?

それらの蜂は働き蜂ではなく受粉蜂です。 ですのでご心配なさらなくても大丈夫です。

蜂箱の交換時期はいつ頃するのがいいですか?

蜂箱の交換時期を専門的に知ることは非常に難しいです。
しかし、一般的に晴れた日の午前8:00~10:00の間に(夏季8:00~10:30、冬季9:00~10:30)一定の 時間帯でも29分蜂箱の前に座って蜂の巣の出入り数を数えてみるとわかります。
もし20~15回以上であれば異常がなく、15~10回普通10回未満の場合は 蜂の巣の交換が疑われるので、相談後にお決めください。
また、1株当たり開花した花の花房数の70%以上受精時は通常70~60%、通常50%以下 場合もやはり蜂の巣の交換が疑われますが、これは農家の舗装環境によって変わることがあります。

同封の花粉はいつ頃あげなければなりませんか?

同封の花粉は通常、2~3日に1回ずつ入れると思ってください。 花粉の量はティースプーン1、2杯を超えてはならず、たまに箱から幼虫を取り出す場合は1~2日に1回ずつ、 一週間入れた後、また2~3日に1~2回ずつ入れてください。

蜂に刺されました。 どうすればいいですか?

蜂に刺された場合、体がかゆかったり呼吸器や発疹がある場合は病院に行って抗ヒスタミン剤注射や あるいは薬を飲まなければなりません。 なるべく蜂箱に触らない方がいいですい、特にお酒を飲んだりアルコール成分の多い化粧品を 塗った方は蜂の近くに行かない方がいいです。