4種
用途 |
性フェロモンの特異的作用により対象害虫の交尾を |
推奨使用量 |
1ha(3000坪)/1000個 |
交信撹乱剤とは
性フェロモンの特異的作用により対象害虫の交尾を連続的に阻害し害虫の発生を抑制する製品をいいます。
グリーンアグロテックは1996年から農村振興庁園芸研究所の林檎試験場と共同研究を通し農家に普及してきました。
交信撹乱は特にグリーンアグロテックが集中している害虫関連のエコ製品群の中で最も上位にある製品であり、
日本の信越社との絶え間ない共同研究を通し韓国の実情に最も適した製品を普及しています。
交信撹乱は
・農薬の感受性が低下した害虫にも効果的です
・天敵への影響はごくわずかで, 作物にも全く影響がありません
・本剤の有効成分は微生物等により分解しやすいため、環境に安全です
・ディスペンサーの特性上、枝などに簡単に取り付けることができます
・殺虫剤の散布回数を減らすことができます。

交信撹乱の適用




該当害虫
ナシヒメシンクイ、モモシンクイガ、ホソアトキハマキ、リンゴコカクモンハマキ(4種)
包装単位
· アルミ 銀箔 1袋/100個
使用方法

設置位置
越冬世代成虫発生前

設置量
1,000個/1ha

設置高さ
設置高さは果樹の70%高さ、2/3地点に設置する。
果樹の高さが不均等な場合はできるだけ高く設置する

設置要領
· (図1)交尾を撹乱させるためには、予察トラップとは全く異なる概念で製品を設置することで害虫の侵入を効果的に防ぐことができます
· (図2)交尾撹乱はできるだけ包装全体にまんべんなく設置し、フェロモン成分を包装全体にまんべんなく敷いて相互補完するようにします。
· (図2)果園の木が幼かったり、包装内に一部空きがあったりしても、包装全体にまんべんなくフェロモンが作用するよう細かく
設置することで正しい効果を得ることができます


試験成績 - 慶尚北道尚州
薬効試験/ナシヒメシンクイに対する4種交信撹乱剤効果
試験製品 | 被害新潮率(%) | 有意差(DMRT) | 防除価(%) | |||
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ 繰り返し | Ⅱ 繰り返し | Ⅲ 繰り返し | 平均 | |||
複合交尾撹乱剤 コンフューザー-R | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | b | 100.0 |
アセタミプリド水和剤(対照) | 0.9 | 0.0 | 0.9 | 0.6 | b | 94.5 |
無処理 | 11.6 | 10.3 | 10.7 | 10.9 | a | - |
(植物保護研究所、2013年)
薬害試験/複合交信撹乱剤の設置から10、20、30日後
試験品 | 試験作物(品種) | 薬害程度(0-5) | 備考 | |
---|---|---|---|---|
基準量 | 倍量 | |||
複合交信撹乱剤 コンフューザー-R | りんご(ふじ、) | 0 | 0 | 薬害なし |
(植物保護研究所、2013年)
試験成績 - 忠南牙山
薬効試験/ナシヒメシンクイに対する4種交信撹乱剤効果
試験製品 | 被害新潮率(%) | 有意差(DMRT) | 防除価(%) | |||
---|---|---|---|---|---|---|
Ⅰ 繰り返し | Ⅱ 繰り返し | Ⅲ 繰り返し | 平均 | |||
複合交信撹乱剤 コンフューザー-R | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | b | 100.0 |
アセタミプリド水和剤(対照) | 1.4 | 0.4 | 0.4 | 0.7 | b | 94.0 |
無処理 | 10.5 | 11.7 | 12.9 | 11.7 | a | - |
(植物保護研究所、2013年)
薬害試験/複合交信撹乱剤の設置から10、20、30日後
試験品 | 試験作物(品種) | 薬害程度(0-5) | 備考 | |
---|---|---|---|---|
基準量 | 倍量 | |||
複合交尾撹乱剤 コンフューザー-R | りんご(ふじ、紅露) | 0 | 0 | 薬害なし |
(植物保護研究所、2013年)