GREENAGROTECH

製品紹介

引糖水(蛾の餌トラップ)

作用

ナシヒメシンクイが餌として認識する奇主植物内に含まれる 揮発性物質にその他の物質を混合して作ったトラップで、 害虫のメスとオスの両方を誘引するエコ農資材のことです

対象作物

林檎、桃、すもも、梨、あんず、梅などのナシヒメシンクイの被害果樹

期待効果

・ナシヒメシンクイ多発果樹園のメスの成虫の遺殺により被害を軽減させます
・交信撹乱剤処理包装の発生予察及び防除効果検証に必須手段です
・果樹園によってはスズメバチ、アケビコノハなどの害虫も誘引できます

設置方法及び調査-管理要領

① 捕獲用トラップに水750mlと黒糖1包(75g)を入れてよく混ぜる
② 黒糖水に誘引原液3mlを入れて混ぜて誘引液を作る
③ 4月上旬に誘引液を入れたトラップをナシヒメシンクイ発生予想地、流入予想地、前年度被害の多かった場所、
山地境界などの調査·管理が楽な高さ(1.5m前後)にしっかり固定する
④ 5~7日ごとに捕獲された害虫を調査し、網で除去した後、誘引液を5滴添加する
⑤ 捕獲された害虫が多く毎週除去した場合、4週間後にトラップ底に溶液を10%程度残し、新しい黒糖物(0.75l)を作って交換する
⑥ 毎週除去していないまたは捕獲量が少ない場合は、5月中旬(約45日後)にトラップの底の既存の誘引液を10%だけ残して捨て、新しい誘引液を入れる
⑦ 6月下旬(梅雨前)害虫調査・捕獲を終了し、誘引液を捨てた後トラップは回収して整理・保管する

引糖水(餌トラップ)1セットの内容

Scroll

設置事例

餌トラップ設置の様子
餌のトラップで捕獲された蛾
蛾の被害写真

注意事項

・希釈用原液は必ず冷蔵庫の冷蔵ケースに保管し、長期間保管を禁じます
・4~6月にナシヒメシンクイを大量に誘引する場合、適用殺虫剤を使用して被害を防止してください
・害虫の誘引数が多く、温度が高くなるほどトラップ調査を頻繁に行ってください
・初めてお使いの場合は、必ず関係機関やサプライヤーの指導を受けてください。