ファンネルトラップ
フェロモンの適用原理
フェロモンの種類の一つである性フェロモンを利用してオス雄を誘引して捕獲することで、二次世代密度を減らす防除法
対象作物
· 果菜類:苺、トマト、マクワウリ、スイカ、メロンなど
· 野菜類:ネギ、唐辛子、茄子、サンチュ、きゅうり、白菜、大根、じゃがいも、かぼちゃ、ほうれん草、生姜、タバコなど
· 花卉類:ユリ、バラ、菊、カーネーションなど。
対象害虫
シロイチモジヨトウ、ハスモンヨトウ、アワヨトウなど
製品内容
· トラップ(完成品)
· トラップ掛け用針金
使用方法
· 一つのトラップには必ずその蛾のフェロモン一つだけ設置する
· トラップの間隔が近すぎる場合、干渉効果による誘引力の減少が懸念されるため、各フェロモン間の距離は最低5m以上離れていなければならない
· 蛾の種類別の設置日とルアー交換時期などを正確に熟知し、トラップを設置した日付、ルアー交換日、捕獲された蛾の数を正確に記録しなければならない
· 受精蜂を一緒に使用する場合、蜂箱はトラップ設置場所と距離を保つ
· 害虫の種類, 地形, 気温, 風などの条件によって残効期間は異なることがある
· 本製品を初めて使用する場合、供給会社の技術指導要員、技術センター、研究所など関係機関の教育と指導を受けなければならない
· 使用前に必ずルアーの使い方を熟知するようにする
設置方法
施設内トラップ設置は観察しやすく風がよく通るところに設置するが、地上で人の目線程度である1.5mの高さに設置する。 フェロモントラップは広い面積に設置する際により高い防除効果が期待できる
設置量
· 予察用:1セット/660m2~990㎡(200~300坪)
· 防除用:1セット/200㎡(60坪)